通訳者にとって重要なことは将来設計と執念

通訳者になるために必要なことは、他にITリテラシーともつながるかもしれませんが、自分の存在が他人に知られていない状態において、仕事を取っていくのは大変難しいことなので、やはり顔写真付きのブログや公式ホームページを持つことでしょう。
それを見た人から仕事の依頼がくるだけでなく、人脈作りにも繋がるはずです。
フリーだと特に情報が命だからです。
また、通訳の雇用形態は不安定ですし、会社の業績が悪くなると一番に切られるのが派遣です。
社内通訳者で正社員という人もいるかもしれませんが、通訳者としてはかなり少数派ではないでしょうか。
派遣社員としてずっと一か所で働き続けることは困難でしょうし、かと言って通訳の仕事を求めて転々と職を変えるのは大変です。
ですので、通訳者はフリーへの転身を考えざるを得ない時がきっと来るはずです。
身の振り方を考えることや、次の手を考えるために常にスキルアップしておき、将来に向けてのエージェントとの関係を築いておくことなど、常に種まきしておくことが重要でしょう。
最後に、もっとも重要なことは、どれだけ通訳者になりたいかという執念ではないでしょうか。
いくらスキルや経験を積んでいたとしても、この執念がなければ仕事を取ることはできないはず。
ぜひ、絶対に通訳者になるんだという執念を持って、通訳者になるための努力を惜しまないで下さいね。

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