フリーの翻訳家として仕事をするのに多いのが、翻訳会社の課題のトライアルをクリアし、登録される場合でしょう。
一定の仕事先は確保しされますし、紹介手数料は引かれますが、仕事を回してくれる場合があります。
ただし、会社によっては会社の取り分が多く、自分の取り分が少なかったり、仕事をもらえる人は3割以下・・という場合もあるとか。
フリーの翻訳家の場合、翻訳者の実力次第で仕事量が変わるので、クオリティの高い仕事をすることで、徐々に信用を築いていきましょう。
次に、字幕翻訳では映画やDVD制作会社が請け負って仕事をしている場合があり、また貿易関係や特許、法律や医療関係の翻訳などで、一般の会社や雑誌社などが翻訳家を募集していることもあります。
これは社員として募集している場合がほとんどで、一般の就職のような履歴書を送付して応募・・といった形で採用試験が受けられます。
仕事としては、ハローワークや情報誌、求人サイトなどに公募されていますが、仕事内容は翻訳の他に、事務や雑用をする場合も多いようです。
翻訳は単純に英語などが理解できればすぐにできる仕事ではなく、小説の翻訳などでは高い日本語能力も必要ですし、学術書の翻訳では高い専門知識のスキルが必要となります。
なので、外国語が好きというだけではなく、日本語の表現能力も磨き、さらに自分の得意分野があれば仕事をもらいやすいでしょう。
大量の翻訳をする場合もあるため、コツコツ集中して仕事のできる忍耐力も必要でしょう。