TOEICの受験を始めたきっかけは、就職活動のエントリーシートでTOEICの点数を記入する欄があったからです。外資系の証券会社・コンサルを受ける予定だった私は、どうしてもTOEIC900点以上を取りたいと考えていました。
そこで、最初はTOEICの攻略本を読み、周囲で900点を超えた人の話を聞き、厳選されたTOEIC対策の教材に取り組んでいきました。全部で30冊くらいはTOEIC対策の教材を購入してこなしましたが、本当にテスト本番で役立ったのは5冊くらいです。
最終的には就職面接前にTOEIC930点をマークすることができ、書類審査も全て突破することができたので、勉強の成果があったと感じています。
【TOEIC対策教材ランキング3位】TOEICテスト完成ボキャブラリー
- 購入金額:2160円
- 総合評価:★★★★
- 項目別評価
・内容は自分に合っていたか ★★★★★
・解説はわかりやすかったか ★★★★
・学習は継続しやすかったか ★★★★★
・サポートは充実していたか ★★★★
この教材は付属CDのリスニングをメインに使用しました。CDの音声ではネイティブが本の例文を読み上げるのですが、話すスピードがかなり速いためリスニングの強化に役立ちました。mp3音声にしてスマホに入れて持ち歩けば、どこでもリスニングの練習をすることができます。慣れてきたらシャドーイングをして記憶しようと努めました。
TOEICの本番のリスニングよりも速い速度で話すので、本番が楽に感じられるようになります。ビジネス英語で使うようなボキャブラリーも多いので、語彙を増やすのに役立ちます。
【TOEIC対策教材ランキング2位】TOEFLテスト英単語3800
- 購入金額:2484円
- 総合評価:★★★★★
- 項目別評価
・内容は自分に合っていたか ★★★★
・解説はわかりやすかったか ★★★★
・学習は継続しやすかったか ★★★★
・サポートは充実していたか ★★
この教材はTOEFL用ですが、TOEIC用の英単語習得のために使いました。TOEICは主にビジネス英語が多いですが、TOEFLは出題範囲も幅広く、単語のバリエーションも豊富です。
この教材の良い点は、出題頻度によってランク1~ランク4に単語が分けられていることです。TOEIC900点以上を目指すのであれば、ランク1~ランク3までで十分です。リスニングCDもありますが、単語と意味を読み上げるだけの単調のものなので、飽きっぽい方には向きません。将来、留学することを考えている方はTOEFL受験が必須になりますので、TOEFL用の英単語帳でも問題ないでしょう。
【TOEIC対策教材ランキング1位】TOEICテスト新公式問題集 Vol.1~Vol.6
- 購入金額:それぞれ3024円
- 総合評価:★★★★★
- 項目別評価
・内容は自分に合っていたか ★★★★★
・解説はわかりやすかったか ★★★★
・学習は継続しやすかったか ★★★★
・サポートは充実していたか ★★
TOEICテストの受験対策用に使いました。TOEIC対策の模擬テストを集めた問題集が山のように市販されており、片っ端から購入して数十冊はこなしました。そして結局、このTOEICの公式問題集がもっとも効果的であると感じました。
理由の一つ目は、問題の内容が本番と同じという点が挙げられます。他の問題集は設問がTOEICの本番の問題よりも難しく作られており、設問で聞いている内容も本番とは少しズレています。
また、公式問題集のリスニング問題では、アメリカ・イギリス・オーストラリアの英語を混ぜているのに対し、市販の問題集はアメリカ英語のみだったりするので、市販問題集はリスニングの本番対策としては不十分に感じました。その点、公式問題集は本番と同じように複数の国籍のネイティブの発音を混ぜたリスニング形式になっていたので、非常に助かりました。