最近では英語の試験と言えば、真っ先に挙げられるのがTOEICなのではないでしょうか。
実は、私の勤務先では昇進の条件の一つにこの試験である一定上のスコアを取らなくてはいけないと言うものがあり、また、会社からの社員の英語教育に対する補助もかなりあります。
これ以外に、TOEICの受験に際しても、定時後に社内の一角で受験できたり、受験料の個人負担が千円で済んだりと受験しやすい環境が用意されています。
しかし、いくら会社が良い環境を用意してくれたとしても、スコアを取るのは自分次第で、実は私は学生時代からできるだけ勉強はしないで済ませてきたタイプなので、TOEICのスコアはもう悲惨その物だったのです。
一度、徹夜で仕事をし、そのまま昼の勤務に突入、そしてその日の定時後にTOEICを受験した事があるのですが、その時のスコアは衝撃の200点台でした。
正直、いくら疲れきっていたとは言え、この点数はありえないと言った感じです。
そんなこんなでからっきしのスコアばかりを取っていた私だったのですが、ある時、このままでこの会社における未来がないと急に実感した事があります。
そして、その以降勉強を重ね、今では高スコアを安定的に取れるまでに至っています。
以下では、その時の経験からTOEICで高スコアを取れる様になる為、やっておいた方が良い勉強方法などをご紹介したいと思います。
まず、最初に言っておきたいのは、語学習得はそもそも時間がかかって当たり前、かからないのはおかしいと言う認識を持たなくてはいけないと言う事です。
この認識が、これからお話する私の学習体験とその方法にとても大きな意味を持って来ます。
上記の通り、私のTOEICのスコアは全く駄目としか言い様がないものだったので、会社が紹介してくれたTOEIC対策をうたう通信教育を受講し、一時はそれによってスコアが上昇しても、手を抜くとたちまち元通りの低いスコアに戻る等、実力が定着しない状態でした。