ネイティブ外国人がよく使うフレーズに”Why not?” があります。直訳すると「何でダメなの?」という意味ですが、これは日本人でも気軽に使えますので覚えておきましょう。
“I don’t want to go.” “Why not?” の様に、「えーなんで?」と思ったときに言うと良いでしょう。但しこの場合「なぜ、どうして?」などの強い意味ではなく、単に「どうしたの? 行けばいいのに」という軽い意味になります。
しかし”Why not?” にはもうひとつ面白い使い方があります。それは「何でダメなの、そんな筈はないでしょう」という肯定の意味も含んでいるのです。何かに誘われて断る理由がない、喜んでやりたいという場合にも使うことができるのです。日本語に直すと「いいね!」「もちろん」という意味になるのですが、日本人の考え方で「いい=good」と言わない様にします。
“Do you want another cake?” “Sure, why not?” というのは、日本語で堅苦しく「お断りする理由がない」などと考えずんに単に「いいね!」という意味に捉えましょう。誘われた相手も喜んでいて、「待ってました」のような感覚で使うと会話がスムーズに進みます。
その他にも相手の意見に対して賛成である、同調するという時にも使えます。”Let’s go out tonight!” “Sure, why not?” 等、「賛成!」の意味になります。殆どの場合「sure」が付くのがお決まりです。