英語というのは自然に身につくものなのでしょうか?
英語の勉強に文法は全く必要ない、その理由は、アメリカ人は文法など習わないのに子どもの頃から自然に英語を身につけているから・・といったことを耳にしますが、これは大きな間違いではないでしょうか。確かに、アメリカ人の子どもは英文法を勉強しなくても、自然に英語が身についていますよね。
このことは、私たち日本人も同様で、特に日本語の文法を子どもの頃から勉強しなくても、世界で一番難しい言語だと言われている日本語を、自然に身につけています。
アメリカ人の子どもが自然に英語を身につけている理由は、一日中英語に接しているからでしょう。朝起きると母親からおはようと言われ、食事の時にも両親から色々と話しかけられるでしょうし、絵本を読んでアルファベットや英単語を覚えるはず・・・。つまり、一日中英語漬けの生活をしているので、いやでも自然と英語が身につくのです。
ですが、学生や大人の場合、アメリカ人の子どものように、一日中英語に接して生活するのは不可能でしょう。留学などにより、英語環境にどっぷりつかれば別ですが、経済的にも負担ですし、簡単にできるものではありません。特に社会人の場合、今やっている仕事を捨て、海外で英語の中で身を置くのはかなり覚悟がいるでしょう。
ですが、その心配はありません。英語の法則を知ればいいのです。離れ小島に探検の旅に出るとして、必要なものとはなんでしょうか。それは地図でしょう。地図も持たずに探検することは不可能です。
英語もそれと同じで、英語を攻略する方法なしで英語を上達することは不可能です。その英語を攻略する方法とは、英文法なのです。
アメリカ人の子どもが数年程度で英語を身に付けられるのと同様の環境に身を置けない私達は、英語の攻略法を知ることで、大人であるからこそ可能な方法を用いて、短期間で効率よく英語を習得できるのです。