「hope」と「wish」はどちらも「願う」ですが、言ったその時点で、あきらめているか希望があるのかを明確に表しています。
- I hope he would come soon. (彼が早く来たら、と思う)
この場合は実際に早く来る可能性があります。少しでも早く来てくれればありがたい、というニュアンスです。現実的です。
- I wish Santa would come to my house, too. (うちにもサンタが来たらなぁ)
この場合、来るとは全く思っていません。来てくれたらいいなぁ、と思ってはいますが、来るわけなどなどないとわかっています。夢見がちで、現実逃避しています。そのため、「hope」と「wish」を使う時には注意をする必要があります。
言葉の裏に隠されたニュアンスをポロリと出してしまわないため、通常現実の世界で「願い」を口にするなら「hope」を使うようにしておく方が無難です。「wish」は夢のような話にしか使いません。