imaginative, imaginary, imaginableは、どれも「想像」にかかわる単語です。見かけが似通っているので、どれを使ったらよいのか分からなくなってしまいそうですね。各単語の意味がどのように異なるのか説明します。
imaginativeは、「想像力(あるいは創造力)に富む」という意味です。新しい物事を考え出す能力に長けている様子のほか、創意を感じさせる物事に言及するときに使います。inventiveと意味が近いです。
- I’m not particularly imaginative.(たいした想像力は持ち合わせていません)
- He came up with imaginative pranks.(彼はとんちの効いたいたずらを思いついた)
imaginaryは、「想像上の」という意味です。空想や仮想に基づく、実在しない物事や人物を指すときに使います。
- I had an imaginary friend when I was a kid.(子供の頃は、空想上の友達がいました)
- This character is purely imaginary.(このキャラクターは、完全に架空のものです)
imaginableは、「想像できる」という意味です。何かが想像可能な範囲にあることを表現する際に用います。
- He tried every imaginable remedy.(彼は、考えられる限りのあらゆる治療法を試した)
- You have to prepare for the worst case imaginable.(想定される最悪の事態に備えなければなりません)
「想像」を表す imaginative, imaginary, imaginable の違いのまとめ
- imaginative → 想像力が高い
- imaginary → 想像上の
- imaginable → 想定範囲にある
このように、意味にははっきりとした違いがあります。多くの用例に触れるなどして身につけていくのがよいでしょう。