英語で報酬を表す代表的な単語pay、salary、wages、feeの4つの使い分けをみてみましょう。
pay – どんな場面でもつかえる「報酬」をあらわす一般的な単語です。
salary – 日本語のサラリーマンの語源にもなっている通り、会社などの組織に勤めている人に対して、定期的に、多くは1ヶ月に1度支払われる報酬ーすなわち「お給料」に相当します。
wages – salaryがオフィスワーカーのイメージがあるのに対してwagesはブルーワーカーやサービス業など、肉体労働に対する報酬に用いられます。銀行振込などではなく、直接手渡しされる「給金」のイメージです。アルバイトのお給料について語るならwagesがぴったりですね。
fee – きちんとしたメニューが決まった専門サービスに対して支払われる「料金」に該当します。弁護士や医師などの士業が該当しますが、現代日本では会社勤めのイメージが強いので、開業弁護士や、開業医などに限定されてしまうかもしれませんね。
いずれにせよ、世の中はどんなビジネスも商品やサービスの提供に対する、報酬の支払で日々まわっています。「報酬」、大切にしたいものです。