「大切なセリフでかんじゃった」などという時、とても恥ずかしい思いをしますが、道徳的には何も恥ずべきところはありません。ただ自分が恥ずかしいだけです。こういう場合は「embarrassed」を使います。
- I was so embarrassed on the stage. (舞台の上だったのに、本当にはずかしかった)
恥ずべきどころか、見ている人は笑っていたかもしれません。まわりにいる人は全く嫌悪感を感じることがない状況でも使えます。
一方「ashamed」は本当に何か悪いことをしてしまった時に使います。例えばカンニングをしたなど、法的に罰せられるかどうかに関わらず、道徳的に悪い行いをした場合です。
- She should be ashamed. (彼女は恥ずかしがるべきだ=恥じるべきだ=反省すべきだ)
彼女自身が恥ずかしいと思っているかどうかは関係なく、まわりにいる人が彼女に嫌悪感を感じています。
このように、自分が勝手に恥ずかしいと思っているのか、誰が考えても恥ずべきなのか、で「embarrassed」と「ashamed」は使い分けます。