「ばかばかしい」という意味の英語には二種類あります。英語を学ぶ日本人にはもしかしたら「stupid」の方がメジャーかもしれません。ただ、これより断然よく使う「silly」の方が、アメリカではメジャーです。
- You are so silly! (「ばっかじゃないの~」)
これは、笑顔で言って構いません。冗談に出来ます。もちろん見ず知らずの人には使いませんが、親しい仲なら愛情を込めて使うことができます。
- You are so stupid. (おまえは、馬鹿か。いい加減にしてくれ)
これは、冗談になりません。嫌悪感、或いは軽蔑の意思が押し出されているので、本当に相手を罵倒したい時に使います。一部の学校ではこの「stupid」という単語そのものがNGワードで、校則で禁止されているくらいです。
- I’m so silly! (「私ったら!ばかばか~」)
本気で悔やんではいません。楽しんでいます。
- I’m so stupid. (「私はどうしようもない人間だ・・・」)
落ち込んでいます。取り返しのつかないことをしてしまった様子です。
「stupid」と「silly」では強弱が全然違います。人前で使うときにも十分注意が必要です。