「sec」は非常に短い時間を表す表現です。second「秒」を省略したかたちです。
- A: Wait here, I’ll be back in a sec.(ここで待って。すぐ戻る)
- B: OK.(わかった)
「a few」をつけることもよくあります。
- A: I can solve this problem in a few sec.(こんな問題、あっという間に解けるぜ)
- B: Really? You are a math expert.(本当? 数学できるんだ)
口語では、もとの「second」よりも「sec」のほうがよく使用されています。
minute「分」を使うと、心持ち長めになります。略語のminは純粋に時間を表現するときに使う方が多いです(minimumの略でminを使用している場合もあるので、注意が必要です)。
- A: I’ll be back in a few minutes.(数分で戻ってくるよ)
- A: Boil the carrots for 15 min. And call for me.(ニンジンを15分煮たら、呼んで)
- B: Sure.(わかりました)
「sec」も「minute」も短い時間を表現する言葉です。が、本当に短い時間かどうかは相手や状況次第です。日本語の会話でも「すぐ戻る」といわれて、何十分も待たされたことはありませんか? 英語でもあるかもしれません。