学校の英語では、何かをお願いする表現はたくさん習います。が、頼みを断られたときの表現はあまり習わないのではないでしょうか。(学校英語では、頼みを断る人があまり出てこないからでしょうか)
- A: I’m begging you.(どうしてもお願い)
- B: No, I can’t.(ダメ)
- A: Sorry to bother you. It was stupid of me to ask you.(邪魔したわね。アンタに頼んだ私がバカだった)
字面の意味は「あなたを煩わせてすみません」ということですが、この場合はかなり皮肉な感じで使っています。
真摯な感じを出すのであれば、
- A: Sorry to bother you. Thank you for taking time to consider.(お手数をかけました。お時間をとってくれて、ありがとう)
ぐらいでしょうか。もちろん真摯な表情とイントネーションで述べましょう。(皮肉な表情とイントネーションにしたら、これも皮肉になってしまいます)
「Sorry to bother you.」は何かをお願いする前置きにも使います。むしろ、こちらで使われることの方が多いかもしれません。
- A: Sorry to bother you, but could you come with me?(お手数をかけて恐縮ですが、一緒に来ていただけませんか)
状況によっては、「Sorry to bother you.」のかわりに、「sorry」「excuse me」「pardon」といった表現も使えるでしょう。