前置詞「after」で目標や追跡を表すことができます。
- A: He stole my bag! After him!(バッグ、盗まれた! 追いかけて!)
- B: I will!(オレに任せろ!)
「After him」という表現だけで「彼を追いかけて」という意味を表せます。
目の前の人を追いかけるだけでなく、「探し求める」といった少し抽象的な場合も「after」で表すことができます。
- A: Are you after the treasure in the pyramid?(お前はピラミッドに眠る秘宝を求めているのか?)
- B: Good question.(さあね)
もちろん「after」がいつも目標や追跡を表すわけではありません。
- A: After you.(お先にどうぞ)
- B: Thank you.(どうもありがとう)
この場合の「after you」は「あなたの後に=お先にどうぞ」という感じで、相手に道をゆずるときなどに使われます。
「after」は時間的な順番や物理的な位置が「次、後」というのが基本的な意味ですが、そこから広がって目標や追跡を表す表現にも使うことができます。