日本語と英語の両方がわかる英語の先生と共に、教科書も問題集も使わずに英文法を学ぶ方法です。市販の問題集を使うと、兄弟はいないのに「私の兄は」で始まる例文で時制を学んだり、子供はいないのに「ベッドに寝る赤ちゃんは」という例文で分詞を学ぶことになりがちです。
それではどうも楽しくないし続かないという人は、自分の生活や自分の見たテレビ番組など、自分自身に関係のある事柄を通して文法を学ぶと、楽しめる可能性があります。
その場合教材は自分の書いた作文です。英語で作文できるだけの実力がある必要があります。ただ、その実力があるなら英作文は英文法学習に非常に役に立ちます。短い英文を並べて、何とか英作文が書ければ、更に「相手に伝えたい」という欲求がでてきます。それを満たすのが英文法学習の原動力となります。
この場合は添削してくれる先生が必要です。レッスンまでに英作文を準備します。先生にお願いすることは、3つあります。
1、短い文章をいくつかつなげて、もう少し長い文章にできるようにしたい。
2、ただ事実を伝えるだけではなく、接続詞を使って話の流れをわかりやすくしたい。
3、単語をいくつか、ちょっとしゃれた言葉にしたいので、語彙のバリエーションを知りたい。
この3つを伝えて作文を添削、或いは解説してもらいます。3つ目はオマケです。文法解説の醍醐味は1つ目です。作文を書く必要があるため、ネタが必要ですが、テレビ、雑誌、何について書いても構いません。続けていけば会話力も上がります。