英語を話すためには、英語を耳にする環境に身を置くことが一番です。しかしそんな環境は日本にいる一般の人には簡単に与えられる訳ではありません。そこで自分で英語にあふれた環境を作り、英語が話せるようになる方法を教えたいと思います。まずは中学校の英語の教科書を用意してください。もう捨ててしまったという人は各都道府県に教科書を扱っている書店がありますのでネットで調べて手に入れてください。なぜ中学の教科書かというと誰でも一度は聞いたことがある文章が並んでいるからです。ですから全く読めないということはないはずです。そして中学の教科書には日常会話に必要なことは全部詰まっているからです。
用意したら毎日音読しましょう。声に出して読むということが大事です。声に出すということは、文字を目で見て、口を動かさなければいけません。そして口に出した声は自分の耳で聞くことができます。つまりは音読というのは五感を使うという作業なのです。なんなら登場人物になりきって身振り手振りもつけてください。さらに五感を使うことになります。体全体で英語を話すのです。そうすることで英語が体に染みついてきます。
そしてその染みついたものをアウトプットしてください。友達相手に会話の中に英語を入れて話してみてください。友達相手ですから多少間違ってもいいですし、もしかしたら話せることで優越感を覚えるかもしれません。英語を話すときの気恥ずかしさも消えていくでしょう。こうして英語に対する抵抗もなくしていくのです。
そしてある程度自信がついてくると外国人と話してみたくなります。この段階に来たらもう大丈夫です。あなたは確実に英語を話せるようになります。外国人と話してみたいと思うまで中学の教科書の音読と友人へのアウトプットを続けてください。これが初心者にでもできる英語の最適な学習法です。