頑張って覚えたはずの単語やフレーズが、肝心なときに出てこない経験をしたことはありませんか?英会話やテストの時など、素早い反応が求められる場ですぐに出てこない。適当に勉強したものならまだしも、真面目に勉強した記憶はあるのに肝心の単語が出てこない・・・悔しいですよね。
楽に単語やフレーズが覚えられて、実地ですぐに出てくるようになる方法はあるのでしょうか?実は、単語やフレーズを自分なりに応用して記憶すれば、それができるようになります。今回は、その方法をご紹介します。
■楽に覚えられて、忘れない方法
まずはあなたが「これは使えそうだ」と思った単語やフレーズがあったら、それを実際にあなたの身近なものに置き換えて使ってみます。これだけで、簡単に覚えることができて、しかもすぐに出てくるようになります。実例を挙げてみましょう。
Kosuke flung the door open.(コウスケは勢い良くドアを開けた)
例えばこの一文の”flung”が使えそうだと思ったら、早速自分なりに置き換えて使ってみます。
I flung the ball to that wall, but it hit the gang’s car.
My friend flung a PC but it was his boss’s PC. That is why he is not working now.
など、fling (flung) を自分の実生活に沿った現実的な状況に合わせて使ってみます。こうすることで辞書的に覚えるのではなく、情景とセットで覚えることができるので、次に似たような場面に出くわせば、スラスラと出てきます。
プロのスポーツ選手が書いたノウハウ本を読んで完璧に覚えたとしても、それだけでプロのレベルになるわけではありません。実際に自分なりに練習を繰り返してはじめて身につきます。
英単語やフレーズも同様で、使う練習をすることではじめて応用が可能になります。辞書で覚えたのに中々実地で出てこない、というのは物覚えが悪いということではありません。いわばノウハウ本を読んだだけの状態なので、さらに反復練習が必要なのです。
この方法で実地で使える単語力を増やし、英会話も楽にこなせるようになってください。