英会話の力を伸ばすためにネイティブと友だちになりたいのですが…

記事_20150408_英会話の力を伸ばすためにネイティブと友達になろう

英会話できるようになりたい!ネイティブの友だちをつくりたい!

Q. ネイティブの友だちがいれば英会話が上達すると思うのですが、私の周りにはネイティブがいません。どうすればネイティブと友だちになれるのでしょうか?

A. たしかにネイティブの友だちがいれば英会話の上達も早くなるでしょうね。でも、いきなり「それじゃあ、どうやってネイティブの友だちをつくろうかなぁ」と考えるのは待ってください。それより先に「そもそも自分はどんな人と、どんな会話がしたいんだろう」と考えてみてください。

実は、英会話を学びたいからネイティブの友だちを探すというのは、本当は順序が逆転しているのです。それよりも、目の前に会話しなければいけないネイティブがいるから「仕方なく」英会話の学習を始めるほうが自然なのです。(もちろん、自分の考えをネイティブにぶつけて、反応を見てみたいというアクティブな日本人もいると思いますが、大半の日本人はそんなにアクティブではないですよね)

つまり、ネイティブの友だちをつくろうと動く前に「こういう人とコレコレについての会話がしたい」といった「具体性」をイメージしておいたほうが良いというわけなのです。

「えー、でも、ネイティブってどんな人なのかよくわからないし…。イメージしろって言われても…」という声が聞こえてきそうですね。でも、それは日本人相手でも同じことなんです。初対面の人のことなんて誰だってよくわかりません。

話をしていくうちに、共通の趣味や仕事であったり、同じ出身地であることなんかがわかったりするのです。そうやって仲良くなっていくわけで、日本人同士だって話してみて相性を探りあっているわけです。そして友だちになるかどうかは、最終的には運次第なのです。

友だちづくりは運次第

Q. ネイティブと友だちになれるかどうかは運次第ってことは、数を打てということでしょうか?

A. そうですね、数を打つ必要はあります。しかし、ただでさえ不慣れな英語で自己紹介などしていくわけなので、早いうちに当たりを引かないと心が折れてしまいそうですよね。

そこでおすすめするのは「共通項をもっている人を最初から狙う」です。つまり、先に「こういう趣味を持っているネイティブを探そう!」という感じで、友だちを探す範囲を先に限定してしまうのです。例えば、趣味が合気道で、合気道についてであれば誰とでも熱く語れる!ということであれば、合気道をやっているネイティブを探すといった具合です。

範囲を限定して、本当にネイティブは見つかるのか?

Q. 最初から限定してしまったら、そもそもネイティブが見つかりにくいように思いますが、本当に見つけられるのでしょうか???

A. 心配する気持ちはよくわかります。確かに「ネイティブ」は見つかりにくくなります。しかし「ネイティブなら誰でもよい」というスタンスでいると友だちにまで至らないことのほうが多くなってしまいます。共通点が見いだせないネイティブと英会話をしても、付き合いは深まらないというわけです。

しかし、これだけでは「本当に見つかるの?」という疑問に答えていませんので、今後「私はこんなつながりでネイティブと友だちになったよ」という実例を(不定期で)紹介していこうと思います。あなたの「友だちづくり」の参考にしてくださいね。

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