英語苦手を克服するための基礎から応用までの教材3冊

20150909 英語苦手を克服するための基礎から応用までの教材3冊大学が文系だったため英語が必須でした。周りは英語が得意な人が多かったのですが、中学時代の最初の英語学習でつまずいた私は、クラスでも遅れを取っていました。そこで、基礎の基礎からやり直そうと決意したのがきっかけです。

【英会学習教材ランキング3位】『速読速聴・英単語』

  • 購入金額:1900円+税込
  • 総合評価:★★★★
  • 項目別評価
    ・内容は自分に合っていたか ★★★★
    ・解説はわかりやすかったか ★★★★
    ・学習は継続しやすかったか ★★★★
    ・サポートは充実していたか 評価なし

語彙を増やすために最適の一冊です。英字新聞やテレビニュース、ラジオを元にしたテキストなので、アメリカの情勢が分かると同時に、自然と英単語を学ぶことが出来ます。この本にはCDが付属で付いているので「読む、聴く」を同時に行うことが出来ます。例文は、短いものは二行、長いものでも十五行ほどなので、それほど構えずとも気楽にページを開くことが出来ます。

日本ではなじみのないアメリカの政治経済の情勢についても、コラムで分かりやすく説明されていますし、英字新聞の構成についても触れているので、この一冊を攻略する頃には、英字新聞や雑誌を辞書を用いずともそれなりに読めるレベルに達することが可能になります。

【英語学習教材ランキング2位】『英単語イメージハンドブック』

  • 購入金額:1800円+税
  • 総合評価:★★★★
  • 項目別評価
    ・内容は自分に合っていたか ★★★★★
    ・解説はわかりやすかったか ★★★★
    ・学習は継続しやすかったか ★★★★
    ・サポートは充実していたか 評価なし

英語を学ぶ上で必要な「基本語彙」(冠詞、基本動詞、前置詞など)を身に着ける上で非常に役に立ちました。大学で英語文献を翻訳する時に、高校時代までで通用していた単語を当てはめるだけの翻訳では対応できなくなり、この本が提唱している「単語が本来持つイメージで訳す」というやり方でやったところ、柔軟な翻訳が出来るようになりました。

例えば「take」については「ひょいと手に取る」という基本動作イメージが、簡単なイラストと共に紹介されています。シンプルな説明文とイラストの視覚的な情報により、単語を暗記ではなくイメージとして記憶することが出来ます。

それぞれの単語が備えている意味や雰囲気を全体的に捉えることが出来るので、慣れてくる頃には英文を読んでも何となく映像や雰囲気を脳内で再現できるようになり、非常に助かりました。

【英語学習教材ランキング1位】『英文法のトリセツ』(基礎)

  • 購入金額:1500円+税
  • 総合評価:★★★★★
  • 項目別評価
    ・内容は自分に合っていたか ★★★★★
    ・解説はわかりやすかったか ★★★★★
    ・学習は継続しやすかったか ★★★★★
    ・サポートは充実していたか 評価なし

日本語と英語の文の構造の違いに触れつつ、本当に「基礎の基礎」から英語を説明している参考書です。難しい文法用語や言い回しではなく、口語や対話調でテキストが書かれているので、まるで授業を受けているかのような気分で読み進めていくことができます。

英語という日本語と異なる言語を学ぶ上で「なぜ?」と多くの人が思うであろう点については、必ず詳細な説明が為されています(例えば「to」がなぜあったりなかったりするのか)。

私は英語に初めて触れた中学時代の最初につまずいた人間ですが、この本はそうした最初につまずいた人のための本です。大学時代にこの本を読みましたが、何年も理解できなかった英語の仕組みが理解でき、もっと早くに出会えていたらなと思いました。


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