普段、スキマ時間を活用しながら、気楽に英語にふれられるものが欲しかったので、あまり頭を使わずに、何度も読み返せるものを選びました。読み物風の学習書は、やはり長く続けやすいので、総合的に英語力を底上げできる教材だと思います。試験向けではなく、じっくり気長に付き合っていく教材で、何度も立ち返って読めるものが欲しいと思って、手に取りました。
【英会話教材ランキング3位】イギリス日常英会話Total Book
- 購入金額:税別2100円
- 総合評価:★★★★★
- 項目別評価
・内容は自分に合っていたか ★★★★★
・解説はわかりやすかったか ★★★★★
・学習は継続しやすかったか ★★★★
・サポートは充実していたか ★★★
現地の言葉を丸ごと詰め込んだような一冊。スラングを含む、多くの自然な表現を音声付きで沢山紹介しているだけでなく、文化や、ネイティブと話す時に大切な要素をたっぷり紹介してくれています。
それぞれの表現は、概念・環境・人・社会・感情・ビジネスなどの項目に分かれており、《いつでも使える表現》なのか《ややくだけているのか》《知っている(聞いて分かる)だけで使わない方が良い》なども、だいたい分かるようになっているので、必要な部分から学べるのも大きな特徴だと思います。
本書はちょっと厚みがあるので、問題集かなにか、付属教材で確認できるともっと良いのになというのが、ひとつ惜しい点です。
【英会話教材ランキング2位】英語と仲直りできる本
- 購入金額:税別1400円
- 総合評価:★★★★★
- 項目別評価
・内容は自分に合っていたか ★★★★★
・解説はわかりやすかったか ★★★★★
・学習は継続しやすかったか ★★★★★
・サポートは充実していたか ★★★
ネイティブ講師でバイリンガル、日本人に沢山英語を教えてきた著者だからこそ、日本人のために、まさに「痒い所に手が届く」ポイントをつく本を書いてくれた、と思える本です。
読み物風で、間違いやすい項目・対訳的には辞書に書いてあるけれど、実際はこのくらいの意味で伝わっている、ということが解説されているので、ネイティブの語感を自分のものとして、身につけていけると思います。
非常に平易な日本語で書かれているので、中学生くらいからでも、楽しみつつさっと読んでいけるのがありがたい、おすすめの書籍です。レベルは初級~上級まで対応していますし、この後、同じ著者の『英語じょうずになる辞典』と合わせて読むと、よりいっそう効果的に理解を深めることができます。
【英会話教材ランキング1位】イギリス英会話を愉しく学ぶ(小林章夫+ドミニク・チータム)
- 購入金額:税別1700円
- 総合評価:★★★★★
- 項目別評価
・内容は自分に合っていたか ★★★★★
・解説はわかりやすかったか ★★★★★
・学習は継続しやすかったか ★★★★★
・サポートは充実していたか ★★★★
自然なスピードのダイアローグ集で、スピーキングとリスニングが同時に学べる本です。著者は、心理学と英語教育の両方を学んでいるため、会話の作り方がとても自然で、イギリスの文化についても学べますし、言語的にも、実際に、幅広く応用できるポイントばかり取り上げられています。
少し一文が長い傾向があるので、中上級~向けの本だと思います。著者本人の吹き込んだCDがついてきますが、ネイティブスピード(このレベルの人によっては、ちょっと遅く感じるかもしれませんが)で、ポイントを押さえながら何度も聞くことで、自然な会話の組み立て方のエッセンスを学べます。シャドウイングやオーバーラッピングにも最適な教材です。