ふとしたきっかけから、アメリカ人の妻を持つこととなりました。出会った時から彼女は日本語が堪能で、普段から日本語をベースに生活していました。しかし、結婚となるとどうしてもお互いだけの関係というわけにはいかず、彼女の友人や親・兄弟・親戚など、多くの英語ネイティブと知り合っていくことになりました。
基本的に彼女以外日本語が話せる人はいません。日本語を学ぶ英語ネイティブは非常に少ないのが現状です。いつまでも彼女に通訳させるわけにもいかず、彼女の関係者(特にご両親)と英語で会話するスキルを身につけるべく、英会話の勉強を始めました。
【英会話教材ランキング3位】TED
- 購入金額:無料
- 総合評価:★★★★
- 項目別評価
・内容は自分に合っていたか ★★★★
・解説はわかりやすかったか ★★
・学習は継続しやすかったか ★★★★
・サポートは充実していたか ★★
最近は定番となっている感があります。英語を用いたプレゼンテーション、講演の動画や音声の無料配信システムです。無料ながら講演者は多岐にわたり、各業界の著名人なども多数参加しています。
英語が分かっていることが前提の講演ですので、トークスピードなどは早めですが、自分の興味のある分野や内容などから講演内容を選べるため、話している内容を比較的理解しやすいと思います。
私は主にYouTubeを利用して動画を見ていましたが、話者も、より多くの観衆に理解してもらうために、分かりやすく話している方が多いと感じました。全く自分に興味も関係もないような動画や音声教材を利用するより、モチベーションも維持しやすく、理解しやすい学習方法ではないかと思います。
【英会話教材ランキング2位】SCREENPLAY 名作映画完全セリフ集
- 購入金額:1600円+税
- 総合評価:★★★★
- 項目別評価
・内容は自分に合っていたか ★★★★★
・解説はわかりやすかったか ★★★★★
・学習は継続しやすかったか ★★★★★
・サポートは充実していたか ★★★★
洋画のセリフを文章に起こした教本です。本教本では、ストーリー中のセリフを左ページに、その日本語訳を右ページに載せています。欄外には重要と思われる単語や文章などの説明が書かれており、より中身を掘り下げて学習していくことが出来ます。
すべての映画が本になっているわけではありませんが、名作や人気の高かった映画などを中心に教本化されているようで、自分の好きな映画の教本を見つけることは、比較的容易だと思います。
DVDなどを使用した映画では、セリフを英語字幕で見ることが出来、巻き戻しや繰り返しなども簡単なため、本書を使用しながら映画を見ることで、時間や相手(映画ですから)を気にすることなく、納得いくまで英語の練習ができると思います。自分の好きな映画なら意欲も続きやすいですし、非常によく出来た教材だと思います。
【英会話教材ランキング1位】[書籍]中学レベルの英単語でネイティブとサクサク話せる本(会話力編)
- 購入金額:1600円+税
- 総合評価:★★★★★
- 項目別評価
・内容は自分に合っていたか ★★★★★
・解説はわかりやすかったか ★★★★★
・学習は継続しやすかったか ★★★★★
・サポートは充実していたか ★★★
英会話を単語ごとの1パーツで覚えるのではなく、複数をまとめた決まり文句として覚え、その受け答えでスピーディにもたつくことなく会話できるようになる、といった部分に重点を置いている教本です。
話したい内容を単語ごとに考え、つなげて文章を作るのではなく、よくある塊の文章としてひとまとめに覚えていくことで、効率よくネイティブと話すスキルが身につくように感じました。
考えてみれば私達も、普段日本語で会話するときに、いちいち単語で考えていません。ある種お決まりの受け答えがあり、その中で部分部分を変化させながら会話をつなげていることがほとんどです。
実はこの本は、アメリカ人である私の妻の勧めで購入しました。彼女曰く、単語を一つ一つ沢山覚えていく学習法はダメだ、と。もちろん単語も勉強していくべきだが、それに主目的を置くのではなく、まずはよくある会話のキャッチボールを覚えていくことが大事だと思う、とのことでした。
実際知人の英語ネイティブたちと話しても、たいていは決まった話の流れで会話をつないでいっています。まずは流れを文章の塊ごと覚えていき、同時に関連する多くの単語を覚えていくのが、自然な英会話を習得するのに重要だと思います。
この教本にはCDでの音声対話集も付録でついており、一人でもかなりレベルの高い英会話の練習ができると思います。お勧めです。